忘年会で盛り上がるゲームの選び方

忘年会のゲームは、普段あまり話さない社員同士が会話するきっかけになり、アイスブレイクやチームビルディングにもつながります。ただし、盛り上がるかどうかは「何をやるか」より「その場に合っているか」で決まります。選ぶときは次の4点を確認しましょう。
- 社風や参加者の雰囲気に合っているか。新入社員からベテランまで、全員が楽しめるか
- 会場の設備で実施できるか。椅子や道具を動かす種目は、全員が立って動ける広さが必要です
- ルールがシンプルか。説明が長いと場がしぼみます
- ウケ狙いは控えめにし、下ネタは避けているか
この記事では、座ったままできるものから、チーム対抗、大人数向け、個人戦、準備のいらない余興まで、幹事がそのまま使えるゲームを紹介します。新年会でも同じように使えます。
忘年会で座ってできる簡単ゲーム

会場が狭い、お酒が入る、年配の方も多い。そんな忘年会でも使いやすい、席に座ったままできるゲームです。多くは道具がいらず、準備に手間がかかりません。
マジョリティゲーム
二択のお題を出し、自分の好みではなく「多数派になりそうな方」を予想して答えます。多数派だった人が勝ち残り、少数派は脱落するサバイバル形式にすると白熱します。紙に答えを書いて出す形なら席を立つ必要もありません。最後に2人残ったら、じゃんけんで決めても構いません。
少数あてゲーム
マジョリティゲームの逆で、少数派になりそうな選択肢を予想します。自分の考えだけでなく、ほかの人がどう考えるかも読む必要があります。準備はいりません。
指スマ
道具のいらない定番です。同時に出す指の本数を予想して「いっせーの」で宣言します。隣の席の人と気軽に始められ、本数に制限を設けるなどのアレンジもできます。
山手線ゲーム
お題に沿った言葉を順番に挙げていき、詰まった人が負けです。「駅名縛り」「食べ物縛り」のように縛りを加えるとアレンジできます。
100文字しりとり
100文字目を言った人が負けになるしりとりです。1人10〜15秒の制限時間を設けるとテンポよく進みます。文字数を決めて続けた回数を競う方法もあり、その場合は3〜5文字程度が目安です。
後出しじゃんけんゲーム
代表者が先に手を出し、ほかの全員は「勝って」「負けて」などの指示どおりの手を後出しします。リズムに合わせてテンポよく続け、間違えた人から脱落して、最後に残った人が勝ちです。「負けて」の指示が意外と難しく、10〜20人ほどで遊べます。
手拍子カウントダウン
順番に数字を数えていき、「3の倍数と3がつく数字」のように決めた数字のところでは、声を出さずに手拍子を打ちます。間違えた人は脱落し、最後の1人が勝ちです。テンポを徐々に上げると盛り上がり、手拍子の音が響くので遠くの席からも勝敗がわかります。
10秒ストップ
全員が目を閉じ、10秒経ったと思ったら立ち上がります。10秒にいちばん近い人が勝ちです。道具は不要で、何十人いても全員が同時に参加できます。静まり返った中で一人ずつ立ち上がる様子が見どころです。
100秒チキンレース
ストップウォッチを使い、100秒にいちばん近い時間で止めた人が勝ちです。ただし100秒を超えたら負けになります。会場や人数に合わせて、50秒や30秒に変えても遊べます。
風船リレー
席の並びごとにチームを分け、手を使わずに風船を隣へパスしていきます。最初に端まで運んだチームが勝ちです。ひざやひじで挟むなど力加減が難しく、座ったままでも挑戦できます。
この良い声誰でしょう?
声色を変えた音声を流して、誰の声かを当てます。事前に社員の声を録音しておく必要がありますが、普段の声とのギャップが笑いを生みます。個人戦でもチーム戦でも遊べます。
ジェスチャーゲーム
言葉を使わず、体の動きだけでお題を伝えます。5人以上で遊べて全員が参加しやすく、初対面の人が多い場でも和みます。チーム別に当てる形にすると、見ているだけでも楽しめます。お題は事前に用意しておきましょう。
忘年会のチーム対抗ゲーム
チーム対抗は、1チーム5〜10名が目安です。部署をまたいでチームを組むと、普段話さない人同士の会話が生まれます。
メディアンを狙え!
「贅沢したい日のランチ代は?」「会社から会場まで何分か」のような、正解のない数値を出題します。チームで相談して1つの数字を出し、全チームの回答の中央値にいちばん近いチームが勝ちです。極端な数字を出すチームがいると結果が大きく変わります。身近なテーマを選ぶと全員が考えやすく、3〜5問で30分ほどが目安です。
カタカナ言わずに言えるかな?
リーダーがカタカナを使わずにお題を説明し、メンバーが当てます。制限時間を決めてタイムアタックにすると盛り上がります。言ってしまったときに効果音を鳴らすと緊張感が増します。20〜30問用意して30分ほどです。
連想ジェスチャーゲーム
お題を出し、3秒後に曲が流れます。各メンバーはお題から連想する動作を、曲の指定の場面で一斉に行い、同じ動作をした人数が得点になります。動物、海の生き物、人気スポーツなど、動作がわかりやすいお題を選ぶのがコツです。
我は妄想番長
写真を1枚見せ、各チームが5分間でその写真にまつわる話を考えます。リーダーが発表し、審査員(3〜5名が目安)が勝敗を決めます。審査基準を事前に伝えておくと、判定への不満が出にくくなります。写真は5枚ほど用意し、映写設備が必要です。
イラスト伝言ゲーム
先頭の人がお題を絵で表し、次の人は前の人の絵だけを見て、何の絵かを想像しながら描き直します。最後の人がお題を当てます。1人30秒などの制限時間を守らせるとスピード感が出ます。絵の上手さは関係なく、ペンと紙があれば始められます。
お絵描き対抗戦
各チームの代表がスケッチブックにお題の絵を描き、いちばんお題に沿った絵を描いた人が勝ちです。判定は「○チームが上手いと思った方は拍手」と全員に呼びかけると一体感が生まれます。お題5〜10問で15〜20分ほどです。
即席チームビンゴ
チームごとに紙へ数字を書いた表を作り、読み上げた数字で最速のビンゴを目指します。マスは9、16、25から選べます。紙とペン、またはビンゴアプリで準備できます。
チームしりとりタイムアタック
制限時間内に、しりとりを多くつなげたチームが勝ちです。3〜5文字などの文字数制限で難易度を調整できます。「初級3文字、中級5文字、上級7文字」と難易度を分け、順位ごとに点数を変える(1位100点、2位80点など)方法もあります。
指スマチーム戦
指スマで勝ち上がったメンバーの数が多いチームの勝ちです。道具は不要で、2人なら0〜4、5人なら0〜10の数字で行います。
格付けテイスティング
各チームの代表が目隠しをして、2種類の食べ物を食べ比べ、どちらが高級品かを当てます。チームメイトは声を出さず、リアクションだけで正解へ導きます。「AとBのどちらが本物か」を3〜5問出す形で、30分ほどです。
忘年会で大人数でも盛り上がるゲーム

人数が多いときは、テーブル単位で競う形にすると全員が参加しやすくなります。ルールが短く、1つのゲームが長引かないものを選びましょう。
テーブル対抗イントロクイズ
曲のイントロを流し、テーブルごとに曲名を早く答えます。得点が多いテーブルの勝ちです。選曲は参加者の年齢層に合わせます。意外な曲を知っている人がいたり、思わぬ趣味がわかったりして、会話のきっかけになります。5〜10問で30分ほどが目安です。
社員○×クイズ
社員のエピソードを○×で出題し、正解数の多いチームが勝ちです。事前アンケートで出身地や趣味などの情報を集めます。クイズにすることは、本人に了承を取っておきましょう。答えが複数の人に当てはまらないように注意します。
誰のこと?ゲーム
事前アンケートをもとに、特定の社員についてのヒントを、わかりにくいものから順に出していきます。少ないヒントで当てたテーブルほど高得点にすると盛り上がります。意外な一面がわかり、話題が広がります。
出身地はどこだ?ゲーム
「名物はきりたんぽ」「冬は雪が多い」のように、出身地にまつわるヒントを出し、その出身者が誰かを当てます。同郷の人が見つかると、そのまま会話が弾みます。
伝言ゲーム
耳打ちで言葉を伝え、最初の言葉と最後の言葉が近いチームが勝ちです。イラストや口の動きだけで伝える方法もあります。答えが変わっていくほど盛り上がります。
テーブルまわりしりとり
テーブルごとにリレー形式でしりとりを続け、途切れなかったテーブルが勝ちです。縦に長いテーブルは、列ごとにグループを分けます。文字数やお題で難易度を調整できます。
即席プレゼン大会
お題に対して、1分以内に即興でプレゼンして評価を競います。「冷蔵庫に住む方法」のような現実離れしたお題にすると、実現性を気にせず思いきった発表が生まれます。
ビンゴ大会
ランダムに読み上げた数字で、縦・横・斜めのいずれかがそろえば勝ちです。ビンゴになった順に景品を渡します。ビンゴカードは100円ショップでも買えます。数字の抽選は無料のスマホアプリを使えば、準備が簡単です。
来年の抱負選手権
一人ずつ来年の抱負を発表し、拍手や投票でいちばん心に響いた人を選びます。「まじめ部門」「面白部門」のように部門を分けておくと、発表する側も考えやすくなります。
年の瀬川柳
今年の出来事を五・七・五で詠み、投票で優秀作を決めます。事前に募集して当日発表する形なら、時間もかかりません。笑える作品も、しみじみする作品も楽しめます。
メッセージカードリレー
テーブルでカードを回し、1人1行ずつ、今年の感謝やエピソードを書き足していきます。前の人の文を受けてオチをつけると笑いが生まれ、最後に読み上げると温かい空気で締めくくれます。
忘年会の個人戦ゲーム
個人戦は、準備がほとんどいらず、短時間で終わるものが向いています。チーム対抗の合間に1つ挟むと、場の空気が変わります。
100g感覚あてゲーム
コインやお菓子を使い、100gぴったりに近づけます。数種類を用意し、95〜105gならクリアとするなど、基準で難易度を調整します。
ハイ&ロー
トランプを自分の額に当て、相手の数字より大きいか小さいかを予想します。代表者と比べて勝ち残る形式にもできます。
100円倍々ゲーム
100円玉を使い、表が出たら2倍、裏が出たら半分にする、を繰り返します。最後に枚数がいちばん多い人が勝ちです。序盤で調子が悪くても巻き返せるところが魅力です。
小銭ぴたり賞
あらかじめ決めた金額を、ひとつかみでぴったり再現します。複数人が成功した場合の決め方を先に決めておきましょう。
紙コップタワー
制限時間内に、紙コップをいちばん高く積んだ人が勝ちです。バランスと集中力が鍵です。ゲーム用の新しい紙コップを用意します。
重さ・長さピタリ当て選手権
身近な物の重さや長さを各自で予想し、実測値にいちばん近い人が勝ちです。0.1g単位のデジタル秤の数値をプロジェクターで大きく映すと、結果発表で歓声が上がります。
練習のいらない忘年会の余興
余興は、プロを呼ぶものと、社員が参加するものに分かれます。社員が参加するものは、練習が必要なダンスより、準備のいらない出し物のほうが選ばれやすくなります。
モノマネ大会
代表者がモノマネを披露し、拍手がいちばん多かった人が勝ちです。芸能人から動物まで、幅広いお題を用意します。上司の口ぐせや社内あるあるなど「細かすぎて伝わらないモノマネ」も鉄板です。似ているかどうかより、真剣に再現する姿が笑いを呼びます。
クイズ大会
早押し形式(挙手やボタン)と、一斉に回答するフリップ形式があります。個人戦でもチーム戦でもできます。予備を含めて20〜30問用意しておくと安心です。
写真コンテスト
事前に告知して応募を募り、忘年会の前に締め切ります。当日は写真を掲示し、優勝者を発表します。人気投票のほか、「社長賞」のような特別賞を設けると盛り上がります。
隠し芸大会
登壇して特技を披露し、優勝者を決めます。けん玉やテーブルクロス引きなど、準備が手軽なものから、楽器演奏やマジックまで幅広く出せます。
ダンスや一発ギャグなど、余興で気をつけたいこと
ダンスは、人前で披露する恥ずかしさ、練習時間の確保の難しさ、技能差が埋めにくいこと、衣装や小物の準備が面倒なことから、敬遠されがちです。やる場合は、参加を強要しない形にしましょう。
一発ギャグ王決定戦のような出し物は、ギャグを強要するとパワハラになりかねないため、志願制にしましょう。お酒を使う場合も、アルコールの強要は厳禁です。ノンアルコール飲料で行う方法もあります。
新入社員からベテランまで、全員が楽しめるように配慮することが大切です。社員クイズは、クイズにすることを本人に了承してもらいましょう。似顔絵を描くゲームでは、ネガティブな特徴が出ないように顔だけを描きます。
スマホとプロジェクターで全員参加する

前方のスクリーンやプロジェクターに結果を映し、手元のスマホで答える形にすると、大人数でも全員が同時に参加できます。紹介したゲームの中でも、次のものはこの形に向いています。
- スマホ参加型アンケート:「今年一番のニュースは?」などのお題に匿名で投票し、結果をリアルタイムでグラフにして映します。MCがコメントを添えると、テレビ番組のような演出になります
- スマホのビンゴ:スマホがビンゴカードになるので、カードを配る手間がなく、誰がビンゴになったかもすぐにわかります
- スマホで答えるイントロクイズ:スマホを回答ボタンにして、流れるイントロから曲を当てます。世代別のヒット曲を混ぜると、チームごとの攻め方に戦略性が生まれます
RoomPlay なら、幹事がスクリーンにゲーム画面を映し、参加者は自分のスマホから部屋コードで入るだけです。アプリのインストールは不要で、ブラウザで遊べます。社員クイズやテーマ別のクイズなら、AIがテーマに合わせて問題を作るモードが便利です。
忘年会のゲームを盛り上げるコツ
- 景品を用意する:ゲームや大会には景品があると盛り上がります。ビンゴになった順に渡すのが定番です。
- 終盤に高得点の問題を入れる:最後の1問を高得点にすると、最後まで逆転の可能性が残り、白熱します。
- 判定の基準を先に伝える:審査があるゲームでは、基準を事前に決めて伝えておくと、不満が出にくくなります。
- 制限時間を決める:しりとりや伝言ゲームは、10〜15秒など時間を区切るとテンポが保てます。
- 参加を強要しない:一発ギャグやダンスは志願制にし、お酒を使うゲームはノンアルコールでも参加できるようにします。
- 会場に迷惑をかけない:風船を割る音が出る、物を投げるといったゲームは、会場の広さと周りのお客さんに配慮して選びます。
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